今年も甲東祭へ。 | 清明
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今年も甲東祭へ。

 ちょうど大久保利通の命日に当たる5月14日、霞会館で開かれた甲東祭(今回は「大久保家の集い」という名称でした)に参加してきました。参加者は約230名と、かなりの盛会でした。

 私はまず午前中に、大久保家のお墓など、青山霊園にお墓参りに。私が行く少し前に大久保家の方々がお参りされたとのことで、墓前には新しいお花が供えられてました。

 会はご当主・大久保利𣳾さんのご挨拶から始まりました。大久保さんは杖をついていらっしゃいましたが、穏やかで流れるようなスピーチはいつも通り、原稿もない(と思われる)のに、すらすらいつ誰がという話をされるので、年号などに弱い私は毎度すごいなあと思ってしまいます。
 今回の講演は、東大法学部の教授・五百旗頭薫さんでした。案内のハガキには演題は秘密、当日のお楽しみ、と書かれていたのですが、タイトルを決めかねていると伝えたら、そんな案内になっていたのだとか。
 五百旗頭さんのお話はとても分かりやすかったです。大久保利通の生涯をざっとおさらいするような内容で、とてもうまく整理されていて、指摘もうなずけることが多かったです。幕末の朝廷と幕府の関係を、しばらく出張で家を空けていたお父さん(朝廷)とその子供(幕府)のテレビのチャンネル争いに例えたのはユニークで、かつなるほどなと思いました。
 
 講演後は、娘の大久保洋子さんからサプライズがあるということで、歯科大学の学生さんによるバイオリンの演奏。しかもこれがただのバイオリンではなく、「祖父のもの」つまり大久保利謙先生の遺品で、1932年の鈴木バイオリンという国産品だそうです。
 その学生さんによると、最初は「割れていたりして楽器としての形を保っていなかった」そうですが、直感でこれはいい音がする!と思い、何度も調整に出したりこのバイオリンにあう弦などを探したとのこと。
 ほんの数分の演奏でしたが、透明感のある高音が素晴らしく美しかったです。

 そして演奏後は、恒例の立食式の懇親会。ここで私的ハイライト、私の卒論の指導教員になっている先生がいらしてた! なぜだか異常に緊張しつつ、必死の思いでご挨拶させていただきました。いや~なんであんなに緊張したんだろ……(^_^;)
 懇親会になると、それまでは分からなかった、ご子孫だったり大学の先生だったり、あの方もこの方も来てることが確認できて、毎度思いますが本当に恐れ多い……。
 霞会館で大々的に会が開かれるのはおそらく今回が最後で、今後は毎年墓前祭を行う予定だとのこと。

 会が終わった後は、二次会で日比谷へ。20名を超える大人数で、テーブルが分かれましたが、テーブルごとに大いに話が盛り上がって、歴史トークを繰り広げられて楽しかった! 最後に、わざわざ鹿児島からいらしてた方から、かるかんをいただきました(^_^)
 大久保利通をしのびつつ、かつ歴史好きのたくさんの方と交流できて、本当に楽しい一日でした。
 それにしても、甲東祭の日がよく晴れて暑くなることが多いのは、利通さんのお力なんでしょうか(笑)
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コメント

No title
はじめまして。
大久保利通のことが知りたくて調べていたらこちらのブログを見つけました。
大変勉強になります。
これからも色々教えて頂けたら幸いです。
コメントありがとうございます
はじめまして。
ご訪問ありがとうございます。
勉強になると言っていただけてうれしいです。
私もまだまだ勉強中ではありますが、どうぞ今後ともよろしくお願いします。

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